懺悔ドットコム

わたしの性事情について平謝りするブログ

怪しいパトロンの話

久しぶりに書きます。

今朝は友達の約束を計画的に寝バックれしました。おはようございます。

 

 

高校3年生の夏、1番仲のいい友達の誕生日にどうしてもサプライズでディズニーに連れて行きたかったんです。

実行するにはお金が足りなかったので、パパ活をしようと思いました。

掲示板でパパを募り、何通もきた中からユーモアのありそうなパパにターゲットを絞る。

そのパパは社長を名乗り、ご飯だけでもいい、交通費は出すし、気に入らなかったらその場で断ってもいいから池袋で会おうといってきた。

当日私は塾を抜け出して緊張しながら池袋に向かった。

パパが、ワンピース着てくれたら嬉しいなあ♡といっていたのでストライプのワンピースを着用して出陣した。

 

社長という肩書きに疑いは持たなかったし、ラブホテル行くの初めてだ〜!夜景が見えるレストランでご飯かな〜!!ぐらい思っていた。なめていた、人生を。

 

池袋のドンキの前で待っていること数分。私の服装は伝えてある。相手は着いているというのに、声をかけて来ない。どの人が自分のパパかわからない迷子になっていたとき、ずっとその場にいたおじさんが、こちらに気づいた演技をして声をかけてきた。

出てきたおじさんは見た目40代前半、髪型はもさもさのマッシュと言うのか、そんなおしゃれっぽり表現は似合わない、「相棒」にでてくる鑑識の人(名前がわからない)より少し可愛くした、芸人のタイムマシーン3号の太ってる方に似ていた。

興ざめだ。

少し高まっていた膣の期待もさめにさめて乾ききった。

 

軽く自己紹介をして、お腹空いてる?と聞かれた。当たり前にご飯に連れていってもらえるものだと勘違いをしていたため、何も食べてなかった。

お腹空いてます!と答え、

連れていってもらえたのがなんと!私が初めて行くことになる、

モスバーガーだった。

やおいモスバーガーかい。と思っていた。

モスバーガーくるの初めてです!キャッキャッ

精一杯モスバーガーではしゃぐふりをしていた。だって私は今この人を喜ばせてお金を巻き上げなきゃいけない。

それでモスを買っていただき、さあ食べようと思ったらなんと持ち帰りにしていたので、移動するようだ。

なんでモス店内で食わんのや!と思って中で食べましょうよ〜お腹すきました〜と駄々をこねてみたが一向に聞く耳を持たず。

これはどこか部屋の中に入るつもりだな、と思いなにか悪寒がした。

歩いてくと、薄暗いアパートが見え、その中のエレベーターに乗るべくパパと呼ぶべき人がボタンを押した。

おかしい、池袋だとしても社長ともなる人がこんなボロアパートに居を構えるのか、

 社長というのが嘘でないとして、このアパートが事務所だとしても、小さい自営業の社長だわこれ!

こんな人が私に月10何万も払ってくれるはずがない、ていうかこいつとセックスなんて生理的に無理だと感じ取った時、

ごめんなさいやっぱり無理ですと言いはなち、本気ダッシュで池袋を駆け抜けた。

 

パパの手に虚しくモスバーガーの袋が握ってあったのを最後横目で見た。

その日私はマックで夕飯を食べた。